第38回建設業経理事務士検定試験 3級試験問題(平成31年3月10日実施)
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最近台風や地震など災害も頻繁に発生し被害も大きくなってきていますよね。
災害の復興地では建設業者不足で、 修理まで半年待ちという被災者までいるとのこと。
日本の経済成長やスムーズな災害防止復興には永続的なインフラ建設が欠かせません。
建設業系資格は、比較的受かりやすい資格で、建設業会社への就職にもダンゼン有利!
資格を取る価値は十分にあります。
人材不足の建設業界で活躍すればサラリーマンとは比較にならない人から感謝され、やりがいのある収入も手に入るでしょう。
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(-人-)ミナサンガゴウカクシマスヨウニ
私もこれで合格した!建設業経理士おススメ問題集&テキスト
第38回建設業経理事務士検定試験 3級試験問題(平成31年3月10日実施)
〔第1問〕 栃木工務店の次の各取引について仕訳を示しなさい。使用する勘定科目は下記の <勘定科目群> から選び、その記号(A〜U)と勘定科目を書くこと。なお、解答は次に掲げた(例)に対する解答例にならって記入しなさい。
(20 点)
1 本社建物の補修を行い、その代金¥1,800,000 を小切手を振り出して支払った。このうち¥400,000 は修繕のための支出であり、残額は改良のための支出である。
2 倉庫に搬入した材料の代金のうち、¥1,200,000 については手持ちの約束手形を裏書譲渡し、残額¥300,000 は翌月払いとした。
3 現場へ搬入した建材の一部(代金は未払い)に不良品があったため、¥55,000 分の返品をした。
4 先月購入した建設用機械の未払代金¥3,000,000 及び本社倉庫に保管している材料の未払代金¥300,000 を共に小切手を振り出して支払った。
5 決算に際して、当期純利益¥530,000 を資本金勘定に振り替えた。
<勘定科目群>
A 現金 B 当座預金 C 受取手形 D 建物 E 材料F 機械装置 G 未成工事受入金 H 工事未払金 J 未払金 K 支払手形L 前渡金 M 資本金 N 材料費 Q 外注費 R 修繕維持費S 減価償却費 T 完成工事高 U 損益
〔第2問〕 下記の原価計算表と未成工事支出金勘定に基づき、解答用紙の完成工事原価報告書を作成しなさい。 (12 点)
〔第3問〕 次の<資料1>及び<資料2>に基づき、解答用紙の合計残高試算表(平成 ╳ 年7月 31 日現在)を完成しなさい。なお、材料は購入のつど材料勘定に記入し、現場搬入の際に材料費勘定に振り替えている。 (30 点)
<資料2> 平成 ╳ 年7月 21 日から7月 31 日までの取引
21 日 工事契約が成立し、前受金として¥150,000 が当座預金に振り込まれた。
〃 工事の未収代金¥360,000 を小切手で受け取った。
23 日 取立依頼中の約束手形¥400,000 が支払期日につき、当座預金に入金になった旨の通知を受けた。
〃 材料¥205,000 を掛けで購入し、本社倉庫に搬入した。
24 日 本社事務所の家賃¥95,000 を小切手を振り出して支払った。
〃 下請業者から外注作業完了の報告があり、その代金¥268,000 の請求を受けた。
25 日 現場作業員の賃金¥280,000 を現金で支払った。
〃 本社事務員の給料¥240,000 を現金で支払った。 27日 材料¥147,000 が本社倉庫より現場に搬入された。
〃 現場の電気代¥35,000 を現金で支払った。
28 日 工事が完成して発注者へ引き渡し、工事代金¥1,500,000 のうち、前受金¥200,000 を差し引いた残金を請求した。
〃 外注工事の未払代金の支払いのため、約束手形¥356,000 を振り出した。
30 日 当社振り出しの約束手形¥280,000 が支払期日につき、当座預金から引き落とされた。
31 日 銀行から¥800,000 の借入を行い、その利息¥1,000 が差し引かれたうえで、当座預金に入金となった。
〔第4問〕 次の文の の中に入る最も適当な用語を下記の<用語群>の中から選び、その記号(ア〜シ)を記入しなさ い。 (10 点)
1 固定資産の減価償却総額は、当該資産の ( a )から( b ) を差し引いて計算される。
2 ( c )は、工事毎に発生した原価を集計できるように工夫された帳簿であり、( d )の補助元帳としての機能を果たしている。
3 回収不能となった売上債権は簿記上、( e ) 勘定で処理をする。
<用語群>
ア 取得原価 イ 時価 ウ 完成工事高 エ 残存価額オ 完成工事原価 カ 工事原価 キ 材料元帳 ク 未成工事支出金コ 工事台帳 サ 貸倒損失 シ 減価償却費
〔第5問〕 次の<決算整理事項等>により、解答用紙に示されている熊本工務店の当会計年度(平成 ╳ 年1月1日〜平成 ╳ 年12月 31 日)に係る精算表を完成しなさい。なお、工事原価は未成工事支出金勘定を経由して処理する方法によっている。 (28 点)
<決算整理事項等>
1 減価償却費を次のとおり計上する。 機械装置(工事現場用)¥120,000
備品(一般管理部門用)¥ 30,000
2 有価証券の時価は¥285,000 であり、評価損を計上する。
3 受取手形と完成工事未収入金の合計額に対して2%の貸倒引当金を設定する(差額補充法)。
4 貸付金に対する利息の未収分は¥4,000 である。
5 借入金に対する利息の未払分は¥3,500 である。
6 未成工事支出金の次期繰越額は¥198,000 である。